3回目となった【アンフィニ×インタビュー】
今回は、”学童保育の施設管理者”をご紹介します!
施設管理者として挑戦を続けるKさんにお話をお伺いしました。

【施設管理者のお仕事とは?】
学童指導員や補助スタッフのシフト管理を行ったり、業務分担やミーティングの計画・実施をしています。
また、クラブで使用するおもちゃを購入したり、夏場の熱中症対策にも取り組んでいます。
予算管理や行政への報告書作成(運営状況・事故報告など)等の事務的な業務も行っています。
こどもたちが過ごしやすいような環境作りの為に日々試行錯誤しています。
保育事業を展開するにあたって、抱える課題の一つに「待機児童解消」が挙げられます。Kさんが担当するエリアでは、その課題を解決すべく、新たに校外児童クラブの開設が行われました。
【施設管理者としての挑戦】
校外型児童クラブの特性上、校庭がなく外遊びができない為、室内に人工芝を設置しました。
人工芝のスペースではドッジボールやサッカーができるので、こどもたちはのびのびと遊べています。
また、学習スペースを設けて読書本を多く設置した事によってこどもたちの興味・関心の幅がさらに広がったのではないかと思います。
構想段階ではありますが、今後はタブレットを用意し、自発的にこどもたちが学習に意欲を向けてくれる事を期待しています。
児童クラブを運営していない時間は、学校外に独立した施設である特性を活かして、地域の方々の交流を目的としたコミュニティセンターとしての役割も担う事が期待されています。
こちらの校外児童クラブでは、子どもたちの利用情報を通信アプリやラインで保護者に通知するシステムのほか、長期休暇の際にはお弁当などを導入予定。子どもたちだけではなく、保護者にも寄り添う施設を目指しています。
【共に働く仲間との連携について】
施設をひとつ管理するだけでもたくさんの人々が携わっています。
それぞれの視点から物事を見ると「こういった考え方もあるんだ」と新しい発見に繋がるんです。
職員同士の日々のコミュニケーションの中では、各々の目線から意見が飛び交います。
その意見ひとつひとつに耳を傾け、改善策を用意し、現場の先生方に共有するようにしていますね。
職務の垣根を越えてフォローし合える楽しい関係で働いていけるのが理想です。
また、施設管理者としてスキルアップする為の研修もカテゴリー別に細かく用意されています。
社内には相談できる人がたくさんいて、他支店との交流もあり、互いに管理している保育施設の情報共有の場がある事はとても刺激になりますね。

【施設管理者としてあるべき姿とは】
施設管理者として、『先生方を守る事』が私の役目だと思っています。
児童を守るのは保育のプロである先生、その先生を守るのが管理者である私たちの仕事。
保護者の皆さんに「自分のこどもを預けたい」と思ってもらえるような児童クラブを作っていきたいと思っています。
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新たな校外型児童クラブの施設管理者として試行錯誤を繰り返すKさん。
幅広い業務をこなしながら、常に周囲に気配りを忘れない優しさが光りました✨
【アンフィニ×インタビュー#2】でご紹介した保育コンサルタントという職務とは少し目線が変わり、施設管理者は現場から一歩引いた目線で保育と向き合っているんですね!
インタビューにご協力いただき、ありがとうございました🌸