嘔吐物処理には迅速な対応と正しい判断を@四街道市・院内保育園

こんにちは!

ユニセフや世界銀行などからなる団体
せっけんを使った手洗いのための官民パートナーシップ
が国際デーとして10月15日に記念日を制定しているそうです。

感染症の予防のための石鹸を使った正しい手洗い方法を世界各地で広める活動が行われております。
季節の変わり目であるこの時期、
少しでも体調を崩す原因を減らすために、正しい手洗い方法を復習しておきましょう🧼👏✨

さて、
今回は職員の研修風景をお届けいたします!

先日、四街道市にある企業主導型保育園にて、
『嘔吐処理研修』
が行われました。

私たち大人も、
・胃腸が弱っている時(ノロウイルスや胃腸炎など)
・乗り物酔いをしてしまった時
・アルコールを適量以上摂取した時
など、様々な状況で嘔吐してしまう時があると思います。

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子どもたちは大人よりも免疫力が弱く、
迅速な対応をしなければ、園内での感染拡大は免れません。
その為、定期的にこうした『研修』が行われ、職員の意識・知識向上の手助けをしています。

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講師はアンフィニの看護師職員が務めています。

研修の前半は、感染対策の基礎知識や応急手当の流れの説明がありました。

例えば、
『エアロゾル』という言葉を聞いたことがある方は多いかと思われます。
これは、大気中に浮遊する微小な粒子や、それらと周囲の気体の混合体を指します。

保育園にてノロウイルスに感染している子が嘔吐し、その対応に遅れてしまったとします。
その場合、嘔吐物が乾燥してエアロゾル化し、大気中に分散したのち、別の子が吸い込んでしまう危険性が生まれてしまいます。


「迅速に対応していれば本来起こりうることのなかった空気感染のリスクを生じさせないために、適切な処理を素早く行う必要がある」

嘔吐処理にあたってこの心掛けが最も重要だと感じました。

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保育士からも、
「もし嘔吐物が私たちの衣類に直接かかった場合、嘔吐物の処理は別の保育士が対応すべきなのか?それとも嘔吐物をかぶった保育士が行うべきなのか?」
などと質問の手が上がり、安全意識の高さを感じました。

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今回行われた嘔吐処理研修の他にも、
AED救命法研修やエピペン研修など、子どもたちに起こりうるアクシデントに対応できるよう日々研修が行われています。

保護者の皆様に安心してお子さんを預けていただく環境を維持するべく、
今後も新しい研修などに取り組んでいきたいと思います✨

最後までご覧いただき、ありがとうございました!